かべノート

解説記事 2026年10月5日

副業の経費にできるもの・できないもの

副業の「20万円ルール」は、報酬から経費を引いた所得で判定します。経費をきちんと入れると、確定申告が不要になったり、税金が減ったりすることがあります。会社員の副業でよくある経費をまとめます。

経費の基本:副業の収入を得るために使ったお金

経費にできるのは、副業の仕事のために必要だったお金です。「その出費がなければ副業の収入が得られなかったか」を考えると判断しやすくなります。私生活と共用しているものは、仕事で使った割合の分だけを経費にします(按分)。

経費にしやすいもの

項目例ポイント
ソフト・サービスデザインソフト、ドメイン・サーバー代、会計ソフト副業専用なら全額
通信費スマホ代、自宅のネット代仕事で使う割合だけ
材料・仕入れハンドメイドの材料、販売する商品の仕入れ売れ残りは年末に在庫として扱う
手数料販売サイトの手数料、振込手数料売上から引かれている分も経費
交通費打ち合わせや取材のための電車代行き先と目的をメモしておく
本・講座仕事に直接関係する技術書・オンライン講座趣味との区別がつくもの
家賃・電気代自宅で作業している場合作業スペースや時間の割合で按分

経費にできないもの

10万円以上のものを買ったとき

パソコンやカメラなど、1つ10万円以上で長く使うものは、原則として買った年に全額を経費にはできず、何年かに分けて経費にします(減価償却)。10万円未満なら、買った年の経費にできます。私用と共用する場合は、ここでも仕事で使う割合だけにします。

レシートと記録の残し方

20万円ルールとの関係

会社で年末調整を受けている人は、副業の所得(報酬 − 経費)が年20万円以下なら、所得税の確定申告は不要です。たとえば報酬が26万円でも、経費が7万円なら所得は19万円になります。ただし、20万円以下でも住民税の申告は必要です。また、医療費控除などで確定申告をする場合は、20万円以下の副業所得も含めて申告します。

毎月の報酬と経費を入れるだけで、20万円を超えるか、あと月いくらまで大丈夫かを自動で計算します。

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